どんなディスクも常にキレイで清潔に保ちましょう!
ディスク・メンテナンスの重要性。

当サイトは、初心者の方々にも、
ディスクドッグの楽しさを広める努力をしてきました。
すでにディスクドッグ・スポーツを楽しむ皆さんには、
改めて言うまでも無い事かもしれませんが、
このスポーツを楽しむ為に最も重要な、
ディスク・メンテナンスの重要性を訴えたいと思います。

先日ある大会の会場で、以前ディスクをお買い上げいただいたお客様が、
新しいディスクをお買い求めにいらっしゃいました。

今までお使いになったディスクを見せていただいて非常に驚きました。
そのディスクは砂だらけで真っ白になり、リムはささくれ立ってあちこち尖っています。
購入後一度もメンテナンスをしていないと仰いました。

これではワンコの歯や口や舌が傷んでしまいます。

ディスクは何時でもキレイな清潔な状態でお使いいただくようお願いしました。
最初は笑って、大丈夫でしょ?と言っていましたが、以下のご説明をしたところ、
今後はお手入れを欠かさないとお約束くださいました。

汚れたディスクの危険性

1.ディスク表面や裏側には、ワンコのヨダレで小さな砂がこびりつき、
 それが乾くと、ディスクそのものがヤスリ状態になります。
 その状態で回転することで、ディスクは金属加工のグラインダーのようになってしまい、
 ワンコがキャッチする度に犬歯や奥歯をどんどん削ってしまいます。
2.ディスク側面のリムのささくれや尖ったキズは、鋭いナイフが回っている様なもので、
 ワンコの口唇や舌を切り裂いてしまいます。
3.痛い思いをしたら、ディスクが楽しくなくなり、無理に続ければ信頼関係すら損ないます。

対策

1.練習中も必ずディスクの状態に注意し、常にタオルでヨダレや泥・砂を拭きながら練習する事。
2.練習後にはお風呂用のブラシなどで強く洗って、こびりついた泥・砂を水でよく落とす事。
3.リムに出来たささくれキズは「軽石」でならし、指で触ってスムーズになるまでよくこする事。
4.裂けたキズなどはライター状の小型バーナーなどで溶かし、プラスチックを指でなじませ、表面をならす事。

愛犬が直接口でキャッチするディスクは常に清潔で、表面はスムーズに保ちましょう。
どんなディスクでも、愛犬の歯と口で受取っている事を忘れず、常にベストな状態を保ちましょう。
キズが大きくなったディスクは人間の投げ錬専用にして、
愛犬にキャッチさせるのは、新しくキレイなディスクを使いましょう。
リムが裂けたり、尖った大きなキズが出来たり、修復が不可能になったら廃棄しましょう。
ディスクのメンテナンスと管理はあなたの責任です。

もし汚れの酷いディスクを、ワンコの練習に使っている方を見かけたら、
皆さんもディスクドッグ・プレイヤーとして、危険性と対策を説明しましょう。


最後に、ディスクは基本的には消耗品だと言うことをお忘れなく。